疏水百選〜伝え流れるる歴史の清流1170〜

頭首工編

土地改良区施設紹介

【頭首工編】

 

・河川から農業用水を用水路に引き入れる目的で設置された施設のことを頭首工’と言います。

 

大〆切頭首工

日光頭首工

造成年度:昭和56年度県営事業更新 造成年度:平成6年県営事業更新

左岸で照井堰、右岸で大江堰の農業用水を磐井川より取水する施設であり、約1100ha(東京ドーム約275個分)の田を潤している。
・歴史は古く850年前よりあり、幾度も改修され現在の姿になったのは昭和62年のことである。
・照井堰・大江堰総延長63qの源でもあり、一番重要な基幹施設である。

・姫待滝下流の太田川より日向堰へ取水し、平泉町内の太田川左岸一帯の田を潤している。
・現在の姿になったのは平成5年のことである。

所在地:一関市厳美町字小河原町地内(国道342号、ドライブイン原宿付近)

所在地:平泉町平泉字日光地内【県道31号(平泉厳美渓線)、姫街滝下流】

 

窟頭首工

下萱頭首工

造成年度昭和56年改修 造成年度:昭和26年災害復旧
・せったか揚場を得て窟頭首工より分水された用水は、達谷窟毘沙門堂下の蝦蟇ヶ池を流下した地域の水田を灌漑している。

・太田川より(日光頭首工下流)西風堰へ取水し、平泉町内の太田川右岸一帯の田を潤している。
・造られた時期は不明であり、災害等で何度も欠壊し、その度補修等を実施し延命を図っている。

所在地:平泉町平泉字窟地内【県道31号(平泉厳美線)】 所在地:平泉町平泉字西風地内【県道31号(平泉厳美渓線)】

藤走頭首工

造成度:平成10年補修

・大〆切頭首工から取水された大江堰の一部が久保川に注水され、再大江堰へ取水し、一関市萩荘地内久保川右岸一帯の田を潤している。
・造られた時期は不明であり、老朽化が激しく度々補修工事を実施してきた経過がある。特に平成16年度は漏水が甚だしく取水困難となり、緊急にコンクリート補修を実施した。

      所在地:一関市萩荘字岩城地内【霜後の滝下流、岩城砂防ダム付近】

 

 

 

 

 

 


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