疏水百選〜伝え流れるる歴史の清流1170〜

用水路編@

土地改良区施設紹介

【用水路編@】

 

 

・頭首工から取り入れた農業用水を田畑まで流すための水路のことを’用水路(農業用水路)’と言います。
・照井土地改良区はこの用水路のうち幹線用水路という大きな水路を管理し、主要の水路は13路線あり、その総延長は約64q(一関〜花巻空港)にもなる。
・農業用水路は田に使用する水を流す(かんがい用水)機能のほか、住宅地を大雨から守る(洪水防止)機能、保険休養・安らぎ機能、火事時に使用する水(防火用水)機能等の多面的機能も要している。

 

照井堰幹線用水路
(一関市厳美地内)

南照井堰幹線用水路
(一関市厳美地内)

赤荻幹線用水路
大〆切頭首工より笹辺良南北分水工までの1,778.8mを流れる水路であり、ほぼ国道396号線と平行して流れている。水路の構造はい石積水路がほとんどであり、照井堰隧道・山口沈砂地等の施設がある。春には、水路敷きの桜が咲き見事である。 笹辺良南北分水工から高田西分水工までの4,233.3mを流れる水路であり、その半分が山腹水路である。水路の構造は石積み水路が半分、三面コンクリート水路が半分であり、断面は幅2〜4m*高さ2〜4mとなっています。また、中間には豊料サイフォン・落差工等の施設がある。 田高西分水工から違3方分水工までの4,428mを流れる水路であり、赤荻地内の住宅街を東西に流れている。水路の構造は三面コンクリート水路であり、断面は幅6m*高さ4mとなっている。断面が大きい理由は住宅街の雨水を受け、洪水防水の役割をもっているものである。

 

 

 

 

 

 


ホーム RSS購読 サイトマップ