疏水百選〜伝え流れるる歴史の清流1170〜

隧道編

土地改良区施設紹介

【隧道編】
・山に穴を開け水路を出来るだけ短い距離で通水するための水路トンネルのことを隧道(ずいどう)と言います。
・照井土地改良区が管理している隧道は照井堰分が照井堰取入隧道、寺西隧道、大仏隧道、猿鼻隧道、日光隧道、西洞隧道、花立隧道の7隧道。大江堰分が大江堰取入隧道、越河隧道、鳴沢隧道、鳶ノ巣隧道、藤走隧道、羽根橋隧道、梨木平隧道、泉山隧道の8隧道で合計15隧道あり、その総延長は約4qにもおよぶ。

 

大仏隧道(樋の沢隧道)
(平泉町平泉字樋ノ沢地内)

西洞隧道(毛越隧道)
(平泉町平泉字毛越地内)

猿鼻隧道
(一関市厳美町古舘地内)

上照井堰幹線の下流にある隧道で今からおよそ400年前に作られたと言われている。照井堰の中で現存する最古の素堀隧道である。また隧道内には現在もコウモリ等が多数生息している。
ちなみに隧道延長は約147mである。

日向堰幹線の真ん中に位置する隧道で平成12年に現在のコンクリート巻立の隧道に改修した。改修前は素堀隧道で通水に支障を期すほど隧道内の土砂堆積が激しく、下流まで用水がまわらなかった。上記の写真は工事施工時の写真である。
ちなみに隧道延長は約115mである。

北照井堰幹線の一関市と平泉町を繋ぐ、最も重要な隧道である。現在の隧道は、平成2年に改修され、写真のようなコンクリートで巻立てしている構造になっている。猿鼻隧道は歴史が古く、幾度と蛇行した隧道を改修した工事後が残っている。

 

ちなみに隧道総延長は約733mである。

 

 

 

 

 

 


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