疏水百選〜伝え流れるる歴史の清流1170〜

水管橋編

土地改良区施設紹介

【水管橋・サイフォン編】

 

大江堰送水管橋 堤内排水路横断水管橋(第1地区)

大江堰3号サイフォンの久保川を河川横断するために大江堰送水管橋があります。
 水管橋の直径は700ミリ、長さは114mにもおよびます。この水管橋は昭和39年に大江堰の大改修工事の時、末端の田まで用水が安定的に供給するよう大江堰の一部をショートカットし作られました。
 管理用に通路も設備されていますが、さすがに下を見てしまうと足がすくでしまいます。

 

【所在地】
一関市萩荘字小繋地内
(国道456号工務店付近)

中照井堰幹線の水管橋で一関遊水地内の約350haの田んぼへ供給する基幹的な水管橋である。この水管橋は遊水地事業に伴い、当初あった遊水地内へ用水を供給する水路の代替えとして昭和62年に造成された。水管橋の構造は直径914o、長さ20mである。

 

 

【所在地】
一関市中里字南白幡地内
(一関第1遊水地堤内排水路中里跨線橋下流)

 

大江堰3号サイフォン出口 豊料サイフォン

大江堰の基幹施設である3号サイフォンはφ700oのロックラー管が1,027mも埋設されている逆サイフォン式の水路である。3号サイフォンの途中には久保川を横断する水管橋もある。上記の写真は3号サイフォンの出口である。

【所在地】
一関市萩荘字要害地内〜一関市萩荘字小繋地内(尾花ヶ森付近)

南照井堰幹線の厳美町と赤荻を繋ぐ、逆サイフォンで平成6年に絶壁の中奥深い沢を迂回する山腹水路(785m)を逆サイフォンにて土砂崩壊の多い区間を回避し、ショートカットしたのである。サイフォンの構造はφ1100oのダクタイル管であり、その延長は196mで、最大高低差は約22mもある。
【所在地】
一関市赤荻字豊料地内
(国道342号厳美手前坂より北へ1q)

 

 

 

 

 

 

 


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